Lesson1


今日の算数の時間のはずだったんだけど、女の子とやっちゃったとフーゴに教えたら「へぇーえ」と、だるそうに返事をするだけだった。信じてないんだな、くそっ。出鱈目言ってると思ってやがる。
俺の方が年上なんだぜー、フーゴ、おめェまだなんだろっ、けっ。フーゴは僕に背を向けて引き出しの中のドリルを探している。こいつは全く信じてねぇ…。

「どんな風にしたんです?」

「え?」

何を言っているのか把握できずに、ナランチャは赤面する。

「ねぇ、もしよければ僕にやってみせてよ」

ドリルが机の上に置かれた。

何言ってんだ、こいつ。フーゴの視線にはじかれるようで、合わせる事ができない。

「こんな風にしたの?」

フーゴがゆっくり近付いて来たかと思うと、首筋が逆毛立った。舌の柔らかい感触が、下から上に走っていった。

「何すんだよ!」

突き出した腕の手首は取られ、途中まで口に出た言葉はフーゴの唇にふさがれて濡れた。指先が跳ねる。不意打ちでキスをされて、舌が入ってきて、溶ける。気持ちよくてなんも考えられない。勢いだけじゃなくて、上唇を挟んで吸われて、僕のがもう痛くてたまらない。堪え切れずに大きく息を吸うけどフーゴは逃してくれない。前歯で唾液を送り込んでくるのに体が自然に応えてしまう。

「僕はねー、とっくの昔なんです。人数だってあなたと比較にならないんです。」

繊細なのに荒い。両手で頭を抱えられると、まっすぐに見据えられた。

「でもまぁ、ナランチャがそう言うのなら、祝ってあげないといけませんね」

フーゴがネクタイを取った。僕はこわくてすくんでしまう。でもそのこわさは、脱がされながら全身に受けるキスで消えていく。

「やっちゃいたい?」

フーゴが耳元で囁きかける。ズバリ当てられるもなにも、さっきから僕の体中を舐め回してる。
フーゴの目がいつもより間近で、胸が熱くなって、自分のも固くなってて、男相手にそうなってるなんてバレるのが恥ずかしい。

お尻と腰骨の上を指先でなぞって、唇が腹筋の脇をおりてくる。

「え、まさか…」

フーゴはちょっと笑って僕のをくわえこんだ。

「やぁ…やめろよ」

緊張していた部分へ与えられた思い通りの刺激。

「僕の事キライ?」

先端を狙ってねっとり舐めまわしてくる。
想像もかなわないリアルな感触。今まで全然知らなかった。
ど、どうしよう。僕よりずっと頭が良くて、たくさん勉強を教えてくれる。面倒をみてくれるのは僕がどうしようもないヤツだからだと思う。仕方なくフーゴに面倒を掛けさせてる。

そんなフーゴの頭が自分の下で動くのを眺めている。

「ねぇ、ナランチャ、僕はナランチャの事大好きだよ」

粘膜が あたたかく 僕を包む。
僕は心地よく受け入れる。

気持ちよさを必死に堪えるナランチャが愛おしい。ボクはやめない。全部しゃぶり尽くすまで。