お掃除野郎Aチーム(04/03/10)
天満市場で鳴らした俺達お掃除部隊は、出す菌愛の部屋を一笑し引越を終えたものの魔部屋住人になりさがった。しかし、百人町でくすぶっているような俺達じゃあない。
金さえ省ければ牛乳パックで何でもやってのける素敵知らず、指一本動かして稼ぐよりも無駄な手間を好み、夢見るは憧れのマイホーム・・・節約雑誌は立ち読みなんてアタリマエ、図書館の雑誌をあらかた切り抜いてみせる、俺達、お掃除野郎Aチーム!
俺は、ブチャラティ大佐。通称ジップロック。
お掃除の神が降ってきたとき戦法と変装の名人。
俺のような変態策略家でなければ、宝くじが当たったらダス○ン呼ぼうと真剣に考える者どものリーダーは務まらん。
俺はアバッキオ。通称しゅうとめ。
自慢のルックスに、お嫁はみんなイチコロさ。
リプレイかまして、出かける前には冷蔵庫以外のコンセントごと引き抜いてみせるぜ。
よおお待ちどう。俺様こそミスタ。通称黒目がち。
拳銃士としての腕はマジックリンで発揮!
眉毛?ヘソ出し?だから何。
俺はナランチャ。通称俺の下はスタンド。
放置の天才だ。
でも漏水だけは勘弁な。
僕はフーゴ・・・(略)
俺達は、節約ジャンキーどものワガママにあえて挑戦する。
モテるためにはポパイを買ってお部屋改造、不自然なまでに部屋が一人歩きのお掃除野郎 Aチーム!
助けを借りたいときは、いつでも言ってくれ。
「うわあ、部屋が片付かないよお、助けてブチャラティ」
「助けるのは俺じゃあねえ。お前自身だ。勿論掃除もな」
「そんなこと言ったって、俺掃除しなくても死なねえし、血も出ねえんだぜ・・・?」
「半端に疑問符付けて機嫌をうかがうな、ナランチャ」
「まぁまぁ、ナランチャはまだ子供だし、そう冷たく当たらなくてもいいじゃないですか」

「フッ・・・フーゴォ、俺、俺・・・」
「片づけをするモノの、途中で投げ出して、日常のゴミに埋もれる・・・そうなのでしょう、ナランチャ」
「そうなんだよ、やっぱりフーゴは天才だね」 バ、バカだよこの子は(泣)
「まぁ、ナランチャの生活のどこに問題があるか、そこから見ていこう」
「うん・・・」
「悪いがアバッキオ、リプレイを頼む?」
「ああ・・・」
「ッえーーー!やめてくれよ、アバッキオ」
「部屋を片付けてから言うんだな」
ウィンウィンウィン・・・
「三ヶ月前、玄関の荷物を乗り越え部屋に入ろうとしたところで電球が切れましたね。」
「うん」
「で、この電球は未だに交換されないままと」
「うん」
「・・・」
「耐えるんだ、フーゴ」
「わかってます、ありがとうアバッキオ。えーと、脱ぎ散らかした衣類、買ったものは床に置きっぱなし、ごみコロニーが形成されてますね」
「何それ?」
「散らかるモノには核があるんですよ。それがごみコロニー。ちょっとだけよのつもりで置いて、いつもまにやら立派な魔部屋という状態です。」
「へぇー、じゃあその核を取ればいいのか」
「そうですね、だけどちょっと違う。まずその核を作らないようにするのが肝心なのです」
「それができれば苦労はしない・・・いってぇ!何するんだよフーゴ」
「物を置く場所を決めろ、雑誌は横積みにするんじゃあねえ」
「そもそも置く場所がないんだってばよ」
「やれやれ片付けたくても収納場所がないのでは話になりませんね。どうせ買うなら心底惚れたモノがいい、当然なかなか見つからない。かといって気に入ったわけでもない100円ショップの収納グッズを買うのは死ぬほどイヤ・・・と」
「しししっ♪」
「頼むから少しは妥協して下さい。他人から見たら、あなたの惚れた惚れないは全く関係のないことなんですよ。適当に買っておいて、気に入ったのが見つかったら、喜んで迎え入れればいいじゃないですか」
「二度買いは無駄」
「はっ、なんだ今のは。まぁいい。とにかく探しもしないで、好きなモノが見つかるわけないんです、いつもいつも僕が片付けると思ったら大間違いですからねっ」
「だって、フーゴの買ってくるインテリアはかっけーし、俺それでかまわねぇよー」
「もし僕がいなくなったらどうするんですか!魔部屋のナランチャと指をさされて笑われるんですよ」
「フーゴがどっか行くわけないもーん」
「もしもの話です。それに忘れないで下さい。僕たちが明日どうなるかなんて、誰にもわかりゃしないんです」
「はーい」
「おいおい、こいつ郵便受けを調べてる気配がないぜ」
「何ですって!?そんなまさか、そんな馬鹿な」
ガバ、ドサドサァッ
「一体いつから請求書を溜め込んでいるのです、ナランチャ。これなんか夏のじゃないですか」
「だって、開けると怖いし・・・止めますよって通知かも知れねえじゃん」
「あなたが開けないからそういうのが来るんです。毎月見てればそんなのはまず来ませんッ」
「な、泣かないでくれよ、フーゴ」
「うう・・・あなたという人は・・・お金に困ってるわけじゃないのに、そんなズボラなたちのせいで・・・ああっ!」
(何か隠すフーゴ)
「なぁ、今なに隠したんだよ?」
「なんでもありません!」
「俺宛の郵便物だぜ、そういうのは良くないよなァー」
「半年前に僕が出したものです。見なかったのならそういう事です」
「どういうことだよ、見せろよぉ」
「だめっ、だめっ、だめです!」
「その狼狽っぷりがあやしいぜ、見せろよー!」
(収拾がつかなくなったので略、かようにフーゴは受け体質なのだっ)
「だいたい洗濯物の上に汚れた衣類を置くんじゃあねえ、ものが散乱してるくせに備え付けの棚や引き出しはカラッポじゃねえか、引っ越ししないで同じ部屋に10年暮らしてるわけじゃあねえだろう、ちょっと油断すればゴミ箱なしで全部コンビニ袋で代用かよ、使った調味料は冷蔵庫に戻せ!めんつゆが発酵してポンと音を立ててるのをヘラヘラ笑ってみてるんじゃねえぞ、このドものぐさがぁぁぁぁぁぁ!」
「何だとー、言わせておけばいい気になったな、てめえは一体何様だよ!PC周りやベッド周りは一番都合がいいように考え抜いて物を配置してるんだ、生活臭が微塵も感じられない部屋に勝手に改造しやがって、ふざけるなよこの頭でっかちがァー!ズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラズボラなヴィータァ!(ズボラな人生)」
ドゴォーン、フーゴ再起不能
まッ、またまたやらせて頂きましたァン♪
(いい加減くどいよ・・・と思いつつ好評なので楽に逃げるワタクシ)